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英検1級ライティング対策する?しない?

ふー、2019年3月14日。。。合格証書が届きました。ライティング?私はほとんど時間が取れませんでした。

英検のライティングで評価される書き方は、他のIELTSとかTOEFLとかと違うのかなー??ってなことも考えましたが、そんなことはありません。いや、あるようであってはならない事実です。参考書なんかのサンプル解答を見てると、明らかに違うんだよねー。どう考えても日本っぽいやつ。例のやつ。

イントロ⇒理由1⇒理由2⇒理由3⇒結論

これ、アメリカいたとき見たことない形なんですよ。ウーム。面接のときもこの形式推しだから、もう英検は何級受けるにせよ、この形を保持すればよいということにもなるかなー。

但し、結局は中身が大事だっていうことですよ。

だって、書いて書きたいことが伝わらなければ、はい、アウトです。

大事なことは論理的に相手に伝わるかということですね。例えば、代表的な例は、具体例、事実の提示とか、根拠となる説明とかですね。

さて、対策は私はしました。ちなみに最後の1週間だけ。私の戦略としては、客観的に点数がつくところは絶対に落とさないということだったので、ライティングは二の次でやっておりました。

しかーし、絶対対策としてやっておかなければならないことがあります。


ライティングで忘れてはならない対策

テスト形式でやること。英検の場合は、それぞれ単体に時間計って練習してもよいですが、明らかに総合的にどう間に合わせるかが大事で、つまり―「リーディング・ライティング時間内にリスニングの問題を先読みする時間死守!絶対死守!」が前提となります。なので、全体通しでテスト形式で練習しました。いやー、単語の問題なんかテスト形式で練習する意味あんのかよ。とか思っちゃいますが、時間が命です。やりましょう。


実はライティングの問題の意味わかってなかった件

白状します。ライティングの問題文、意味わからず書きました。問題見た瞬間「?」。何について書けばいいの?よくわかんないけど適当に書きなぐるしかない。。。多分こういうことを書けばよいんだ、そーだそーだー。と、顔真っ青、冷や汗を書きながら、自分が勝手に想像している問題文に関して、ひたすら書いていきました。でもやっぱ、大事なことはちゃんと論理的に主題に対して書けているかですよね。文全体としては良い出来だ。と思いましたが、そもそも違うこと書いてたら、、、という気持ちでリスニングに入るという、精神的にはかなりタフなテスト時間でした。


最終的に何をすればー。。。

ライティングは添削してもらえる人がいたりするのであれば、添削をしてもらってください。自分で良い悪いを決めると痛い目にあう可能性があります。それにお金をかけたくない人は、サンプル解答の書き方を完全コピーしてください。そのうえで、構成をものにして、中身を論理的に整っている文にするため、ひたすらサンプル問題を時間計って解きましょう。自分が試験で使う、オリジナルの段落構成のフォーマットが出来ていると、本番でその部分を考える時間が省けます。練習をしていくうえで、そのフォーマットを身に着けて、中身を伸ばす練習をしてください。

 
 
 
  • 執筆者の写真: Blast Teacher
    Blast Teacher
  • 2019年3月13日
  • 読了時間: 5分

更新日:2019年3月14日


英検1級2次面接の結果

1か月の勉強で英検1級合格した者が語る勉強対策法

英検1級の2次試験無事通過しました。

下記が今回のオンライン結果速報から見た分野別得点です。

まず、SHORT SPEECHに関しては得点が比較的低いですが、これは2分以内にスピーチを終了できなかったことが原因かと思います。

私の英検1級2次試験の分野別得点速報

2次試験対策法

さて、さっそく対策法ですが、下記について考えを述べさせていただきます。

  1. 2週間という準備期間についての印象

  2. 対策するために準備するもの

  3. ショートスピーチの対策

  4. 質疑応答の対策

1.2週間という準備期間について

2週間は初め知ったときは「短か!!」と思いましたが、終わってみればちょうどよい期間だったと考えます。というのも、「これ以上面接の勉強したくない!」と思った瞬間に丁度面接日が来ました。もし、心配ということであれば、私もブラスト英語学院というところで講師をやっておりますので、1次試験合格した瞬間にプライベートレッスン1回分申込していただければ一緒に対策させて頂きます。1回50分で十分ですので、お気軽にお申し込みください。


Blast English Language Institution
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2.対策するために準備するもの

1.英検のホームページ内にある動画「英検バーチャル二次試験 1級」

英検のホームページの「1級の過去問・対策」のページで、「英検バーチャル二次試験 1級」という動画が用意されています。これはおそらく低い私のテクノロジーの知識からして、iPhone、iPadからは見られず、パソコンからしか見られません。

ここで大事なことは、これは英検が作った動画であり、英検が「こういう風に答えてくださいねー」という模擬回答だということです!つまり、この通りにやれば高得点が狙えるわけです。

ここでやることは、徹底的に内容を分析することです。「Good morning」の導入部から「Good bye」まで全てです。もちろん質問は変わりますが、ほとんどこの通りに進みます。特にスピーチに関しては、どのような構成で話しているかを書きだし、そのテンプレートで話せるようにしておけば良いでしょう。少なくとも私はその通りにやって合格しました。


2.参考書

参考書は何でもよいです。私は英検といえば旺文社だという情報をもとに、旺文社のものを買いました。

過去問やサンプル問題がついているので、私はこれを演習の題材として利用しました。あくまで、「英検バーチャル二次試験 1級」の動画をしっかり極めてから始めたほうが良いです。


3.ショートスピーチの対策

スピーチに関しては、様々な意見があり、様々なやり方で合格されている方がいます。ですので一概にこれが良いというものはなく、それぞれに合ったやり方が良いと思いますが、今回は私のした対策を記します。

先ほども紹介した「英検バーチャル二次試験 1級」の動画内のスピーチから作ったフォーマットをもとに、参考書やその他問題をそのフォーマットに当てはめて2分以内にちゃんと結論まで終わらせる練習を何度もします。ここで大事なことは、完成するまでは次の問題に進まないことです。一つでも完璧にできていないならば次に行っても中途半端なものが出来上がってしまうからです。


トピックの選び方:

また、もう一つ大事なことは、5つのトピックから一つ選ぶ作業をとにかく早くすることです。トピックは質疑応答に移った時にもしっかり話せるように、自分がよく知っているトピックを選ぶようにします。私が基準にしたことは、

1.知らない単語があったらそれは選ばない

2.自分の得意分野のトピックを選ぶ(私の場合政治経済)

3.にわかにしか知らないものは選ばない(例えば、私の場合国連のことは浅くしか知らないので、国連関係のトピックは省きました)

これで、トピックを上から見ていき、条件に合ったものがあれば、他のトピックは見もせず準備を始めます。

トピックの予想

ここで、トピックですが、見ていると最近話題になっているテーマをトピックにしているのかなあと、勝手に予想しました。そこで、先日行われた米朝首脳会談を受けて「核実験の廃止に関してどう思うか」など、勝手に自分でトピックを作って、フォーマットに当てはめたときに何を話すかということは、日本語で良いので準備しておくとよいと思います。


4.質疑応答の対策

質疑応答で大事なポイントは、先ほど述べさせていただいた、トピックの選び方が大きく影響するということです。にわかに知っているトピックを選んでしまうとここで火傷します。

ここで、私自身も予想と違った点は、英検の面接官はショートスピーチをしっかり聞いたうえで、その場で質問を考えています。私はあらかじめ質問は準備されていて、それを面接官が質問してくるのかと思っていましたが、実際私が話した内容の中で出てきたことをしっかり質問してきました。

ここでの質疑応答も、バーチャル面接からフォーマットを作り、それで練習するでも良いですが、ここでは、柔軟性が必要になるので、あまりそのフォーマットにがちがちになってしまうことはお勧めしません。それよりもしっかりと、ショートスピーチの時に自分の知識内でしか質問されないような内容にする方が予防線を張れます。


最後にポイント

一通り対策の流れを見てきましたが、特に私が大事にしていた点は、柔軟性を残しておくということです。暗記するほうがうまくいく方もいると思いますが、私の場合は暗記してしまうと、面接のときちょっとでも、間違えたことを言ってしまったとき「Well...」「um...」「you know...」などとがちがちになってしまう可能性があります。それを踏まえて、フォーマットだけはしっかりと踏まえて、それ以外はとにかく柔軟に応えられるようにしました。2次試験もしっかり対策が必要だと思います。頑張りましょう。

  • 執筆者の写真: Blast Teacher
    Blast Teacher
  • 2019年3月13日
  • 読了時間: 2分

結局は気合と根性。やれば受かるのであればやるしかない。但し、めげそうになった時や、止まってしまったときのための記事です



よくある問題点

単語に時間が取られすぎて、他の勉強ができない!

これが勉強しているときに、難しい部分だと思います。私の場合、単語力を向上すれば他の技能の向上につながると思い、これがある程度ものになるまで、他のことには手を付けず、ひたすら旺文社の英単語帳「パス単」をやりました。対策に費やした期間は1か月間でしたが、英単語帳はボロボロになりました。特にリスニングに関しては、問題をどのように解いていくかの戦略作りが非常に重要になります。ですが、これも最後の1週間ちょいやっただけでしたが、リスニングは2問しか落としませんでしたので、ある程度リスニングは聞こえるという方でしたら、対策は後回しでも問題ないかと思います。ちなみに私の当時のIELTSリスニングのバンドスコアは7.5でしたが、この英検を受けた後にもう一度受けてみたら、なんと8.5まで上がりました。つまり、単語力が躍進したことにより、聞き取れる幅が増えたと言えます。


他の技能は英検1級を受けるレベルの方であれば、単語力がつけば自然に伸びる!


これが私の感じたことです。今まで例えばIELTSやTOEICで問題を落としていたところを見直してみると、簡単に見えてわからない単語の書き換えである問題が多かったことに気が付きました。とにかく英検1級の単語力を伸ばすことは、他の技能の実力を伸ばす頃にもつながります。


よくある問題点②

覚える単熟語多すぎて死にそう

基本的に単語帳をやっていてやる気がなくなるときというのは、覚えられない単語が出てきた時です。その単語が出てきた時、ふと残りの覚えなければならない単語の数を見てみると、顔が真っ青になります。そこで持ちこたえられるかが勝負になります。単語の覚え方はいくらでもあるのですが、大事なことは、「この単語はこの覚え方で覚える!」と決めることです。そこで腹がくくれなくて、「あーこの覚え方じゃ、ちょっときついなあ。ほかのないかなあ」なんてやっていたら2400語は無理です。


そもそも訳になってる日本語がわからないじゃん

これは私が非常に頭を悩ませたところです。やる気を失わせる大きな一つの要因がこれです。但し、自分にうそをつかず、わからないものは分からないと割り切って日本語を調べないと、結局覚えても身にはなりませんし、おそらく覚えていることは無理でしょう。ここは、あまり時間を取らないよう、考えることもせずさっさと手短に意味を調べて次の単語に進むことをお勧めします。

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